春通り越して夏。

 

春が過ぎ去ろうとしていて、

結局のところ、私は双六(すごろく)で言う

スタート地点に戻ってきてしまった。

 

思考としては間違ってないんだけど、

嗜好としては間違ってるみたいなことになり

 

結局のところ、

私はたぶん、お金が欲しいわけではなかったのだということに気がつく。

 

将来このままじゃダメだっていう

漠然とした気持ちが強過ぎて、

そもそも何でこの仕事なのか

どういうことなら面白がって取り組めるのか

立ち返ることさえできていなかった気もする。

 

 

トライしようとした

そのスキルや資格は永遠か?と問われれば、

たぶん答えはノーだし、かといって

どんな時でも役立つ、普遍的なスキルなんて

コミュニケーションに

勝るものはないとも気が付いてしまった。

 

 

死ぬほど頑張って

それでも、お前はダメだみたいなことを

複数のひとに言われ続けて、

本気で自分はダメな奴なんだなって

思ってたけど、

 

少し扉を開けてみたら、そんな事ないって

言ってくれる人がいて、

 

必要としてくれる人もいて

支えてくれる人がいて

守ろうとしてくれる人がいて

嘘みたいに優しい世界がみえてきた。

 

 

初めからそこにあったのに

ひとに言われても、

気付くことができないくらいの

場所にいたのだと思う。

永いながい、丸3年でした。

 

ここまで続けられたのは

周囲の人のおかげもあるけれど

それ以上に仕事が好きだったのが

大きいような気がしてます。

 

自分を認めてあげてくださいって言われた

有難い言葉だと思う

 

 

ここにきてようやく、

無理しないでねって言ってくれるひとが

ひとりでも居るだけで

だいぶ違うんだなって、わかった。

 

みんなもおんなじだからとか言わずに

しっかりと受け止めてくれて

それは大変な事なんだよって

色んなひとに言われてやっと気づけた。

 

 

どれだけ言っても足りないくらい、

感謝してる人がいる。

 

頑張ってくれてありがとうなんて

未だかつて言われたことがなかったよ

 

いつか直接会って言えたらいいな、

 

 

その日が来るのかどうか

少し先の未来でさえ、

今は分からないことばかりだけど

 

少しずつ、日々好きなものを

眺めて生きたいと思います。

 

たぶん、私は仕事でも

好きなものに関わっていられる方が

いいんだって気づいた

 

ある程度の裁量と拘りと

ほんの少しの愛を持ってできるものなら

なんだってできる気がする

 

ただコレをやればいい、数字が見えれば

良いだけでなくて、少し深いところまで、

次はこうなったら、面白いねって

探検してるみたいに。

 

 

まだそれが一体何なのか分からないけれど

 

いっぱい話をしてみれば、

出てくる気がしてる。

 

よし、今日からまたちゃんと

しっかりと生きていく。

 

こんなにも夏が楽しみなのは

人生で初めてだね。