わたしたちは反時計回りで歩いている。

 

ひとが人生を順風満帆に歩むことを

時計の針に例えるのなら、

それはスムーズに時計回りに止まることなく、進んでいるのだと思う。

 

 

 

ひとには得手不得手がある。ということを

私はよく理解しているつもりだった。

 

だけれども、いま私のいるこの場所は

おそらく自分の不得手なところで、

とても不得手なことをしているのだろうと

ひょんなことから気が付いた。

 

 

苦手なことが昔から多過ぎた。

不得意なことが多かった。

自転車にだって乗れるようになったのは

10代手前の話だ。

 

 

好きなこと、興味があることには

踏み込める環境ではなかった。

 

ひたすら描いていたものは認められなかった。

そんなもの何になるのかと。

 

他人はおろか、

身内にでさえ認めてもらえたことなんて、

この人生一度だってないと思っていた。

 

だからこそ、この一年と半年とちょっとで

ようやく貰えた言葉はとても嬉しかった。

 

もっとも敬愛する人に言われたことがほんとうにうれしい。

 

たとえそれが偽りであったとしても、

私はまるごとその言葉を受け止められる自信がある。

 

だからこそ、考える。

舵を切っても行けるんじゃないかって。

 

反時計回りで歩いていたこの24年間。

突き抜けた結果の言葉。

 

苦手なことを身を粉にして頑張ったのだから、

もう怖いものはないんじゃないか。

 

 

千里の道も一歩から。

 

調べること、進むこと、挑戦すること。

 

ずーっと反時計回りで歩いていたなら、

倍速じゃなくたっていい、

自分のペースで巻き戻して、

いつか通り越せたらいいよね。

 

自分のことをしっかりと

見てくれている人がいることは

とても有難いことですね。

 

 

分からない部分、見えない部分、

知らなくていいこと、

本当は知っておいて欲しいこと

 

まだまだ学ぶべきことは沢山ある。

 

きっとあと、何万回お礼を言っても

足りないくらい感謝してる。

 

 

どんなに他人に馬鹿にされても

理解されなくても、

私は自分らしく生きられる方がずっといい、

そう気づいてしまったから。

 

耐え忍ぶ以外の選択肢なんてないと思っていた私に

活かせ、生きろと奮い立たせる。

 

不思議だな、

けっして褒められているわけでないのに

前向きに聞いていられる。

 

 

今ある環境をフルに使って考えよう

何もない私に、今からでもできること。