あなたの帰りを待つわと歌ったヒトを待っている

 

 


最後に会ったのは去年の春で

初めて存在を知ったのは7年も前。

 


ネットでその存在を知った時

その瞬間から私の憧れで

 


芸能人芸人ドラマ女優俳優役者声優音楽

それら全て

なんにも興味がなくて

真っ白なモノクロの世界で

どん底にいた私を

カラフルでキャッチーでかわいい

エンタメの世界に連れて行ってくれたヒト。

 


本気で初めて心の底から

羨ましくて堪らなくて

美しさに目眩がする

尊敬できて応援したいと思った

画面越しの存在。

 


いつしかの手紙に

シンガーソングライターのような

曲が聴きたいという願いを

綴ってしまった。

 


おそらく当時、いちファンとして

選んで良い言葉運びでは

なかったと分かっていた。

 


それでも、

世界の人にその歌声を知って欲しかった。

 


だからそれがベストだと思って

思いの丈を星と犬に込めたんだ。

 


今はあの地で何をしているのか

知らない。

 


でも何となく

何をしようとしているのかは

分かっているような気もする。

 


かの有名な監督のあのシーンを

最後の投稿にして消えたヒト。

 


もし、その作品が世に出たら

たとえそれが小さなミニシアターだけ

でしか公開されないとしても

 


ちゃんと最後まで観たいなと思う

 


首の後ろに入れられた

映画のタイトルが頭から離れない、

 


きっとその意味通り、忘れることはない。

 

 

 

あなたの言葉を待つわというフレーズが

私の目蓋の裏から焼き付いて離れない

 


ライト越しに映るシルエットは

この世のものとは思えないほど美しくて

自然と涙が溢れた

 


You never note.....

 


もしかしてという淡い期待と

少しばかりのウヌボレと思い出の旋律

 


もしその通りならば、伝えたいことがある

 

 

 

あなたのおかげで

私は今沢山のメロディに囲まれています

 


日々生まれるとても温かくて

時に恋しくそして穏やかで

春風のように振り回されるような

この感情に寄り添う

曲に出会えたのは

 


もっと色んな音楽を知って欲しいという

言葉が胸に刺さったから

 


ありがとう。私はこの世界が前よりも

ずっと愛しくて堪らないよ。

 


前に綴った1つ目の夢は叶ったんだ、

そしていまね次の夢を見つけたんだ。

 


おかげで毎日が素敵で

全部が愛しいの。

 


あなたのすべての選択に

心の底から感謝しています。

 

 

 

かならず会いに行くから

 


私の名前を忘れてしまっても

顔を忘れてしまったとしても

 


どんな方法でもいいから

あなたの存在を

時が来たらまた証明してほしい。

 


24歳おめでとう。

どうかこんな時でもあなたにとって、

実りの多い1年でありますように。

 


その歌声が世界に響く日を夢みています。